2009年06月10日

京都 とらや

先日京都のとらや菓子寮が、建築家・内藤廣さんの設計によりリニューアルしたという事で行ってきました。
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とらやは京都が本場で歴史も遡ると豊臣秀吉時代まで歴史があるようで、朝廷にお菓子を納める事を許されていた由緒正しい菓子屋さんだったそうです。

古い建物を改装し、伝統美を継承しながら品格のある建築へとさらに昇華していました。
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リフォームでもここまでできるのは、やはり設計者の腕の見せ所ですね。
単に古いものに新建材でフタをするような手法ではなく、歴史を見据えながらハード面とソフト面の細かい部分まで調理していくような建築家の手腕には、ただただ感銘を受けました。

作庭と水盤を眺めながら、縁側で冷たい夏の冷菓を味わう...。
とても至福の一時でした...。
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内藤さんの建築には、隈さんのような繊細とはまた違う、おおらかさや安心感があります。

和風でも、隈さんや木原さんのような繊細美を追及した建築と、内藤さんのような、ただいたずらに細さや美しさに傾倒しない安心感のある空間のしつらえの建築と2種類にわかれるような気がします..。
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新装オープンの、虎屋菓子寮 京都店
ぜひ一度訪れてみてください。
posted by ユウナ at 22:34| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

吉村順三という系譜

吉村順三氏の幻の講演録を本にした
「火と水と木の詩」-私はなぜ建築家になったか-
を読み終えた。
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吉村さんを知ったのは、専門学生時代。
有名な片流れ屋根の軽井沢の山荘がかなり印象深かったのを覚えている。
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〜住宅が建築の原点である〜

改めて住宅をメインにこれから設計したいと思っている私にとっては、
大きな教科書になったような気がしている..。

経験が大事であること、
若い内は失敗も重ねて、歳を重ねるごとに上手くなっていくもんだ、

改めて時間をかけてじっくり学んで行く事の大切さを感じました。
組織や企業に属す建築士に定年はあっても、苦労を重ねていく建築家には定年はない。
一生勉強!!!


この本を通して、自身の中で気になっている建築家達...
宮脇檀、泉幸甫、中村好文、堀部安嗣、竹原義二etc
といった人達の系譜がなんとなく繋がっているような、そんな気がしてきました。


吉村さんが建築を目指したキッカケになった、ライトの帝国ホテル!
コレはやっぱり岐阜まで観にいかなあかんな〜と、ますます思う。
posted by ユウナ at 02:39| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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